ひざの痛みとは
ひざが痛いことで日常生活が限定されてしまうことは多いですよね。人生100年を楽しく生きるためには健康であることが前提であり、そのためにはまず足腰が重要なのです。いつまでも自分の意志で自由に動き、自分らしく生きていきたいですね!
ひざの痛みを引き起こす様々な要因
「ひざ関節にかかる衝撃は、体重の約3倍ともいわれています。関節軟骨は、ひざにかかる衝撃を吸収するクッションの役割をし、関節がスムーズに動くよう助けています。 ひざの痛みは中高年の女性に多く、症状としては初めから痛みがひどいわけではなく徐々にひどくなっていきます。ひざの痛みの主な原因としては、関節軟骨の老化、外傷、肥満、遺伝子などが考えられます。加齢によるものでは、関節軟骨の弾力性がなくなり、使い過ぎなどにより関節軟骨がすり減ることで、変形や炎症がおき痛みをおこす原因となっています。
ひざの痛み(歩くことが不自由)が引き起こす影響
ひざの痛みがみられると痛みのために歩くことや動くことが嫌になってしまいます。ひざの痛みにより外出の機会が減ったり、家の中でも動くことも少なくってしまいます。活動量がへることで、筋力が低下し体力も低下、体重の増加にもつながり、ますます動けなくなってしまいます。家に閉じこもりがちになることで、精神的な落ち込みなどにもつながってしまいます。ひざ痛が見られたら適切な治療や対策をとることが大切です。
ひざの痛みへの対処法
ひざの痛みの治療には、手術以外の方法(保存療法)と、手術による治療(手術療法)に分けることができます。手術以外の治療の原則は、①運動療法その他の薬以外の治療法と、②炎症や痛みを抑えるための薬による治療、の2つを併用します。ひざ痛で日常生活が制限されている方にとって、まず大切なことは“痛み”の自覚症状をとることです。痛みがとれてくれば生活していく上での不自由さは軽減されますし、散歩やウォーキングなど脚の筋力を強化する養生法も始められます。
養生法
- マッサージ(ひざをいたわるケア)
- ダイエット(ひざにかかる負担を減らします)
- 脚の筋肉強化(大腿四頭筋など足の筋肉を鍛えると、痛みの予防効果があります)
- ひざ用サポーターの活用